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対戦が面白いファミコン初期アクションゲームの傑作バルーンファイト

対戦可能なファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲームとしては、格闘ゲームやスポーツのジャンルを除くとマリオブラザーズが有名ですが、バルーンファイトもまた紛れもない名作の一つ、と個人的には思っています。今年発売されたニンテンドークラシック ファミコンミニにも収録されたバルーンファイトは、ファミコン版に先駆けて1984年にアーケード版が先行リリースされ、翌1985年にファミコン版が発売されました。

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バルーンファイト(ファミコン版)
バルーンファイト
リリース時期:1985年1月
ファミコン版メーカー:任天堂、HAL研究所
アーケード版メーカー:任天堂、S.R.D
現在遊ぶ方法:ニンテンドークラシック ファミコンミニ、ゲームボーイアドバンス ファミコンミニ、バーチャルコンソール(Wii、WiiU、3DS)
他機種版:PC-8801、X1、ゲームボーイアドバンス版

バルーンファイトは1982年にアメリカで発売された、ウィルアムス社の「Joust(ジャウスト)」というゲームが元になっており、HAL研究所がジャウストの移植を請け負っていたものの、一頓挫あったためにバルーンファイトを作ったという経緯があります。

Joust(ジャウスト)はダチョウに乗って飛びながら敵と戦うアーケードゲームで、初期の任天堂の複数のゲームに良い意味で影響を与えているようですが、バルーンファイトはジャウストが表現できなかったことを成し遂げたとして、海外のレビューサイトでは高く評価されることもあります。

1985年の初頭は、1月の発売予定がアイスクライマーとバルーンファイトの二作のみで、2月にギャラガが発売される以外に特に大作の発売予定が無い状態だったこともあり、お年玉でどのゲームソフトを買おうか悩んでいたところ、友人が「俺はアイスクライマーを買いたい」と申し出てきたので、「じゃあ俺がバルーンファイト」とあっさり決定しました。

当時の心境としては、他に欲しいゲームが無かったのでしょうがなく購入したような状況だったため、ほとんど期待していなかったバルーンファイトですが、二人で対戦した時のゲーム性やバランスが驚くほど秀逸で、「これはマリオブラザーズ以上かもしれない」と感じましたが、キャラクターの弱さもあってか、誰もが認める対戦ゲームの傑作「マリオブラザーズ」のファミコン版が国内で約160万本売り上げたのに対し、バルーンファイトは思ったほどの売り上げとはなりませんでした。

ちなみに、同時期に発売されたアイスクライマーは当時約100万本を売り上げ、ゲームボーイアドバンス用ファミコンミニのラインナップとして発売された際も、アイスクライマーが約18万本、バルーンファイトが約6万5000本ですから、人気はアイスクライマーの方が明らかに上だったようで、それを知った時には非常に残念に感じました。

バルーンファイトの良さは、羽ばたいた時の上昇具合や落下時の加速具合などが自然かつ独特で、その掴みにくい操作感が逆に上手い人と下手な人の差を縮めることができているのではないかと思います。

たとえばマリオブラザーズだと、操作慣れしてる人はとことん上手いだけでなく、動作を読みきれないような敵や場所がほとんど無いため多少練習した程度では歯が立ちませんが、バルーンファイトはそこまで差が出ないと感じます。

遊び方:一人プレイor二人プレイ
敵キャラの上部から風船を割り、再び風船が無い状態の敵キャラに触れると倒すことができ、A(単発)もしくはB(連続)ボタンを押すと上方へ羽ばたくことができます。
風船は2個付いているので、1個だけなら割られても大丈夫ですが、2個とも割られるとミス、雷に触れた場合は一発でミスとなります。

一人プレイより二人プレイこそがこのゲームの真骨頂で、共同で敵を倒すかバトルするかは自由です。但し、独特のコントロールとキャラの動きにより、間違って他方の風船を割ってしまうことも多いため、結局バトルになりやすいのがこのゲームの特徴。

操作のコツは、方向転換したい時に方向ボタンを押しても間に合わないので、方向転換する際には早い段階で逆方向のボタンを押すことが重要です。

また、AボタンとBボタンで機能が異なり、Aボタンは単発押し、Bボタンが連続押しとなるため使い分けも重要。慣れるまではBボタンだけ使うのが楽です。

バトルする場合は、低空飛行で待機し敵キャラと潰し合うのを待つという手もありますが、あまり低空飛行を続けていると、デカい魚にパクリと食べられます。この辺のズルを許さない所も良く考えられていると感じます。

ニンテンドーチャンネルで配信されていたゲームセンターCXの特別版に、実際に開発を手掛けた岩田社長がゲストで出演していました。その時の話では、実は水面下で魚も常に移動しているので、低空飛行した際に必ずピンポイントに魚がやって来るわけではなく、運悪く近くにいると食べられるようです。

エンドレスな一人用ミニゲーム、バルーントリップ
エンドレスな一人専用ゲームのバルーントリップは、右から左への強制横スクロールで、障害物を避けながら風船を取っていくミニゲームです。当時HAL研究所に所属し後に任天堂の社長となった今は亡き岩田聡さんが、わずか3日間で作ったという逸話も残っています。

二人プレイこそがバルーンファイトの真骨頂と書きましたが、一人でプレイするなら迷わずこのバルーントリップです。ツボにハマるかどうかは人によりますが、ただ風船を取るだけの単純なゲームにも関わらず、一度ハマったら「もう一回」、「もう少しだけ」、「あと一回!」、「次はイケる気がする!」と底なし沼のごとく抜けられなくなります。

サウンドに関しては、主旋律だけでなくファミコンベースとノイズドラムのリズム感溢れるBGMがいい感じ。プレイすると暫く耳に残ります。わずか4小節ですが、ノイズドラムのソロは何とも言えない良さがあります。

20個連続で風船を取ると、風船の色が変わり得点がアップするので、出来る限り風船の取り逃しが無いように進まないと得点は上がりません。
バルーントリップ
ただ、風船を取り逃すとカウントはリセットされるものの、ミスをするよりは無理をしない方が賢明です。プレイする前に風船を取る順番をある程度考えた方が上手くいきます。

ちなみにバルーンファイトの元となったジャウストの日本版は、1987年にファミコン版としてHAL研究所から発売されています。

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