ゲームや家電、スカパーHDやLinkTheaterについてのブログです

ツインレバーで遊ぶゲーム

ツインレバーとは、その名の通りレバーを2本使用するものです。ツインレバーのゲームは存在自体が少なく、操作が独特なため慣れるまでは大変ですが、慣れてしまうと複雑な操作感がかえって病み付きになり、爽快感を覚えることも。

ここでは、レバー+チャンネルスイッチのゲームも取り上げました

スポンサーリンク


シェリフ

リリース時期:1979年10月頃
メーカー:任天堂
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:2003年3月21日発売 ゲームボーイアドバンス 「メイドインワリオ」内のミニゲーム


シェリフは、任天堂がリリースした数少ないアーケードゲームの中でも初期の頃の作品で、左側のレバーで移動、右側の8方向チャンネルスイッチで敵を撃つという斬新なシステムでした。このため、厳密にはツインレバーではありません。

かすかな記憶の中に、シェリフと似た西部劇風の対戦型ゲームがあったような気がして調べたところ、タイトーのウェスタンガンの後継機「ガンマン」というゲームでした。ガンマンはジョイスティック1本で操作し、持ち手の部分が拳銃のような形状になっており、障害物がある中でお互い撃ちあうという内容。

タイトーは後にシェリフそっくりの「ウェスタンガンⅡ」というゲームもリリースしています。

シェリフはウエスタンガンやガンマンを発展させた1人用ゲームで、外側を歩いている「ならず者」を撃ち倒すものです。時間が経過すると、四つ角に差し掛かったならず者が内側に侵入、近距離での撃ち合いとなり、緊迫感が増します。

チャンネルスイッチの操作性は意外と良く、ならず者の動きに理不尽さが無いため、任天堂らしいバランスの良い仕上がりとなっていました。たまに出現する鳥(資料によるとコンドル)を撃つとボーナス点が貰え、3面クリアすると恋人と結婚するデモが表示されますが、後にまた拐われ次の面へと続きます。

面と面との間に表示されるデモはパックマンのコーヒーブレイクが有名ですが、リリースはシェリフの方が早いため、任天堂が先駆者かもしれません。

後にキャラクターを動物に変更したリメイク版「シェリフ2」がリリースされ、翌年Exidyがこのシェリフ2を「Bandido」としてリリースしています。

ゲームボーイアドバンス用ソフトの「メイドインワリオ」では、一度最後までクリアしてからジミーで25点以上出すと、ワリオを主人公としたリメイク版シェリフがミニゲームの一つとして登場します。

クレイジークライマー

リリース時期:1980年11月
メーカー:日物レジャーシステムとジョルダン/日本物産。現在はハムスターが権利を保有。
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:
1986/12/26発売 ファミコン版クレイジークライマー(日本物産)
1995/05/26発売 スーパーファミコン版ニチブツアーケードクラシックス(日本物産)
1995/12/29発売 PS版ニチブツアーケードクラシックス(日本物産)
2005/07/21発売 PS2版クレイジークライマー オレたちゲーセン族シリーズ(日本物産/ハムスター)
2010/02/23発売 バーチャルコンソールアーケード(日本物産/ハムスター)
2014/05/15発売 アーケードアーカイブス(日本物産/ハムスター)
スーパーファミコン版クレイジークライマー
画像はスーパーファミコン版

言わずと知れた「ニチブツ」こと日本物産の傑作の一つ。日本物産は同時期にシューティングゲームでもムーンクレスタを生み出すなど、レトロゲームでは必ず名前が出てくるメーカーです。特にクレイジークライマーとムーンクレスタは息が長く、良く行っていたゲームセンターでは1回のプレイ料金が50円、10円と下がり長く楽しませてくれました。

ツインレバーを互い違いに上下に操作し、植木鉢や鉄骨、鉄アレイといった落下物を避けながら高層ビルを屋上まで這い登るという斬新なプレイスタイルは人気を呼び、パックマンやニューラリーXといった当時の人気機種にも決して負けていませんでした。

今思えば上のフロアの窓に右手、下のフロアの窓に左手があるのは結構な巨人ですが、ゲームですから特に気にしていません。

キャンディーズが出演していたバラエティー番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」の1コーナーから話題となった、小松政夫「しらけ鳥音頭」のBGMと共に飛んでくるシラケ鳥や、ピンクパンサーのBGMをバックに変な掛け声でパンチを繰り出すキングゴリラ、当たったら終わりの看板など豊富なギミックも人気の秘密でした。

ただ、左右のレバーが共に真横に入らないと横移動できないため、古い筐体ではレバーの入りが一定せず移動中に止まるなど、10円でプレイできても難易度はアップすることから、筐体ごとのレバーの癖を早く掴むことも求められました。

移植版としては、最初にファミコン版がリリースされています。
ファミコン版 クレイジークライマー
ファミコン版クレイジークライマー

グラフィックはアーケード版とは質感が異なり、隠しステージを設けるなどの工夫がなされたほか、何と言ってもコントローラーの使い方が独特で、レバーが無いためにⅠコンの十字キーが左レバー、Ⅱコンの十字キーが右レバーという、驚きの荒業によりクレイジークライマーをファミコンの舞台へと導きました。

更に、十字キー部分に装着することでレバーのような形状となる「クライマースティック」が同梱されるなど、ファミコンに移植するため多くの知恵を絞ったことをうかがい知ることができます。

ファミコン版では、斜め方向の入力になっても横方向に移動できたほか、窓が閉まっていなくても操作によっては落下することがあるなど、クライマーの操作性に若干の修正が加えられていました。アーケード版では20階以上で鉄骨に当たると落下となりましたが、ファミコン版では踏ん張ってさえいれば何回当たってもOKとなっています。

後に発売されたスーパーファミコン版は、ニチブツアーケードクラシックスに収録されています。
ニチブツアーケードクラシックス
ニチブツアーケードクラシックス

ニチブツアーケードクラシックスには、クレイジークライマーのほか「ムーンクレスタ」、「フリスキートム」の3本が収録され、メニュー画面で選択することが可能です。

スーパーファミコン版は多少アレンジされているものの、アーケード版に近い形で移植されています。

左レバーが十字キー、右レバーはABXYボタンに割り当てられたため、操作性は悪くありません。ファミコン版と同様、斜め方向の入力になっても横移動は可能ですが、そのぶん窓の開閉は激しく落下物も怒涛のごとく落ちてくるようになります。

ニチブツアーケードクラシックスは、プレイステーションでも発売されました。

バトルゾーン

リリース時期:1980年11月
メーカー:アタリ
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:
パソコン用ソフト アタリ アーケード・ヒッツ Volume2
バトルゾーン
バトルゾーン

標的を合わせ敵戦車の撃墜を目的としたゲームで、左右2本のレバーで移動します。当時からゲームをやっている人であれば、戦車ゲームの基本操作をこのゲームで覚えた人は少なく無いと思われます。

↓↑で左旋回、↑↓で右旋回、↑↑で前進、↓↓で後退と難しそうですが、実は一度操作を覚えてしまえば簡単です。操作は後にナムコからリリースされた「アサルト」とほぼ同じですが、ウイリーなどの特殊な操作はありません。

シンプルな画面構成で、今のゲームと比較してしまうと圧倒的に簡素ですが、これはこれで味がありました。ただ、当時はナムコからギャラクシアンやパックマンがリリースされており、ゲームの面白さでは国内メーカーが既に海外メーカーを逆転していた感もあって、個人的には回数を重ねることはありませんでした。

英語版のWikipediaによると、米軍からの依頼により訓練向けのバトルゾーン「The Bradley Trainer」も開発されていますが、生産されたのは2台のみで、一台は軍に引き渡された後に紛失、もう一台は個人がコレクションとして保有しているようです。

ロッククライマー

リリース時期:1981年
メーカー:タイトー
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:無し

ロッククライマーは、タイトーがリリースしたクレイジークライマーの亜流ゲームです。当時はクレイジークライマーの第二弾と、嘘の情報を友人から聞かされていました。

一度だけプレイしようとテーブルに座りかけたところ、見ず知らずの人に「難しすぎて面白く無いからやめた方がいい」と制止され、遊ぶ機会を逸しました。その人は常にロッククライマーの筐体の近くにいて、ロッククライマーで遊ぼうとする人全員に声を掛けていました。何か腹に据えかねるような出来事があったのかもしれませんが、昔の話なので真実は不明です。

フロントライン

リリース時期:1982年11月頃
メーカー:タイトー
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:
1985/08/01発売 ファミコン版フロントライン
2005/08/25発売 PS2版タイトーメモリーズ 下巻の隠し要素
バーチャルコンソール(ファミコン版)

フロントライン
フロントライン

フロントラインは歩兵を主人公としたゲームで、拳銃と手榴弾を武器にたった一人で最前線を進みます。開始当初の敵は歩兵のみ、次いで戦車ゾーンとなりますが、プレイヤーが乗り込むことができる戦車も用意されています。その先には敵の司令部と思われる基地があり、戦車から降りて手榴弾で撃破するとクリアとなり次の面へと進みます。

移動はレバー、拳銃や戦車による砲撃の方向並びに手榴弾の方向はチャンネルスイッチで決定し、チャンネルスイッチを押しこむことで拳銃や戦車による砲撃を行い、もう一つのボタンは手榴弾の投擲や戦車の乗り降り用となっています。

操作は任天堂のシェリフとほぼ同じですが、縦スクロールだったこと、他に似たようなゲームが無かったこともあり、結構な人気となっていました。

後にファミコンにも移植され、移動は十字ボタン、拳銃や手榴弾の方向指定は十字キーを押した方向がそのまま適用され、操作は簡単になりました。

しかし、移動と拳銃の方向はそれぞれ独立していた方が操作性が増すほか、敵との距離感がアーケード版とは異なるため、ファミコン版の方が難しいと感じました。

ジョイフルロード

リリース時期:1983年1月頃
メーカー:新日本企画
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:実機
両目の付いている赤い車からニョキっと手を伸ばし、フルーツや燃料取りつつゴールを目指すゲーム。アメリカでの名前は「MunchMobile」でした。フルーツを取った後、殻をゴミ箱に入れると更に点数が貰え、橋の上では魚を取ることも。

新日本企画は、後に格闘ゲームで一世を風靡するSNKのことで、個人的には「サスケVSコマンダ」というシューティングゲームが大好きで良く遊んでいました。

その「サスケVSコマンダ」はPSPのSNKアーケードクラシックスVol.1に収録されていますが、ジョイフルロードは残念ながらどのソフトにも収録されていません。

リブルラブル

リリース時期:1983年12月
メーカー:ナムコ
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:
1994/09/22発売 スーパーファミコン版
1999/07/16発売 Windows版(メディアカイト)
2009/11/17発売 Wiiバーチャルコンソールアーケード

リブルラブル
リブルラブル

左のレバーで赤のリブル、右のレバーで青のラブルを操り、魔法によりキノコの姿に変えられたマシュリンを助けだすゲーム。

と言ってしまえば簡単そうですが、2本のレバーで2つの対象を同時に動かす独特な操作性、あまり聞いたことの無い言葉を多用した説明書き、キノコを助けるのか魔法使いのような敵を倒すのか、はたまた宝箱を囲めばいいのか、難しいゲームというのが第一印象でした。

奥深くて面白かったのか友人はこのゲームにハマり、仲間として自分を誘い込もうと一生懸命でしたが、その友人の助言が「バシシしろ!」「マシュリンはぶつかってもいいんだよ!」「奇跡だ!」「シェアー!」などと、世界観も用語も知らない自分には意味不明で理解できず、リアルタイムで引き込まれることはありませんでした。

その後リブルラブルのことは忘れ去ったまま月日は経過し、15年以上経ったある日のこと、ファイナルファンタジーIXをプレイしている最中に、ふとリブルラブルが頭をよぎります。

黒魔道士のビビが、リブルラブルに出てくる魔法使いのホブリンに何となく似てるんですよね。リブルラブルにハマった友人を思い出し、元気かなと懐かしんだりもしました。

それから更に10年近くが過ぎた頃、Wiiのバーチャルコンソールアーケードとしてナムコのアーケードゲームが大量にリリースされ、そのラインナップにリブルラブルもあったため、なんとなく購入に至ります。

現在家庭用ゲーム機でリブルラブルのオリジナル版を遊べるのは、Wiiのバーチャルコンソールアーケードのみです。

今でも気が向いた時にたまにプレイしていますが、やっぱり難しいです。でも、未だに飽きるという感情に遭遇していないため、もしかしたら「スルメゲー」かもしれません。友人はあの時点で既に気づいていたのか、どのあたりに魅力を感じていたのか、もし会う機会があったら当時のことについて聞いてみたいと思っています。

空手道

リリース時期:1984年6月
メーカー:テクノスジャパン/データイースト
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:
2005/07/21発売 PS2版オレたちゲーセン族 空手道(テクノスジャパン/ハムスター)
2010/03/16発売 Wiiバーチャルコンソールアーケード(テクノスジャパン/ハムスター)
2014/10/09発売 PS4版アーケードアーカイブス(テクノスジャパン/ハムスター)

空手道
空手道

先日放送のアメトークでも、「さあ牛だ」の場面が取り上げられていました。2本のレバーの組み合わせで技を繰り出しますが、左レバーが主に移動と上下(ジャンプ/しゃがむ)、右レバーは攻撃する方向を決定します。

ボクシングを題材としたパンチアウトや、相撲を題材とした出世大相撲などはリリースされていましたが、空手を題材とした格闘ゲームとしては恐らく最初で、操作性が良かったことや斬新さも相まって人気がありました。

技のデモンストレーション通りにレバーを操作する「技テスト」に始まり、道場での試合や全国大会、ボーナスゲームへと続いていきます。

アメトークの番組内で難しいとされていた「さあ牛だ」は、必勝法があるため覚えてしまえばわりと簡単でした。

後に美少女版もリリースされています。1988年にはファミコンのディスクシステムにも移植されましたが、内容は海外版と同じ「カラテチャンプ」で「空手道」とは異なります。

アサルト

リリース時期:1988年4月
メーカー:ナムコ
プラットフォーム:アーケード
現在遊ぶ方法:
1996/11/08発売 PS版ナムコミュージアムvol4
2009/06/09発売 Wiiバーチャルコンソールアーケード

アサルト

戦車を操作し敵を撃滅する、見下ろし型スクロールシューティングゲームです。同年アサルトプラスもリリースされました。

操作法はアタリのバトルゾーンとほぼ同じですが、左右のレバーを両方とも同じ方向に入れるとローリング(回転移動)、左右のレバーを共に外側へ入れるとウイリーし、グレネードによる広範囲への攻撃が可能となるほか、ジャンプができるジャンプゾーンも存在します。

ローリングの導入は横移動を快適にしました。これがアサルトの肝なんだと思います。通常ツインレバーによる戦車操作のゲームでは、左右の旋回に時間が掛かります。そこがいいという意見もあるかもしれませんが、個人的には非現実的とはいえ快適さも重要ではないかと。オススメです。


スポンサーリンク

特殊なコントローラー | トラックバック:0 | コメント:0 | Page Top↑
このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する(パスワードを設定した場合のみ投稿後の編集が可能です)
URL:
Comment:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://hhgame.blog45.fc2.com/tb.php/115-76011b88